BUISINESS事業案内
剥離洗浄
治具の寿命を延ばし、表面処理に最適な状態に致します。
塗装不良の製品も剥離・洗浄をしてお返しいたします。
剥離洗浄とは
剥離方法はいろいろありますが、当社は水溶性剥離剤を用いて、加温・浸漬にて塗膜を剥がします。
※塗装不良品を剥離し再塗装可能な状態にしてお返しいたします。但し、樹脂製品は除きます。樹脂に塗られた塗料を剥がすことは出来ても、樹脂の強度を保証できないからです。(再塗装したい物が複数ある場合、必ず使用する塗料ごとにテスト剥離を行って下さい。薬剤中に含まれる多種の成分の中で、塗料と相性が悪いものが入っている場合があります。また、当社が使用している剥離剤で剥がれない場合もございます。)
※定期的に塗装治具を剥離・洗浄することにより、治具の寿命が延び塗装不良の発生率を抑えることが可能となります。
防着板の交換サイクルが3倍に
当社の剥離洗浄の歴史は、アルミ蒸着治具、製品、防着板からスタートいたしました。その後、スパッタ装置であったり、イオンプレーティングやプラズマ装置と、主流となる加工方法の変遷がありました。それに伴い、成膜材料もアルミのみではなく、いろいろな合金が使われるようになってきました。当社の防着板洗浄は単に付着したアルミ等を剥がすだけでなく、一旦防着板に付着したアルミが長時間に渡って膨れ落ちないように、防着板全てに均一に特殊な処理を施し出荷しております。
この処理方法は、某部品メーカーの研究所にて試験を行って頂き、従来の処理と比較し、明らかな優位性を得られたため採用されたことが始まりとなりました。以来、多くのユーザー様に提供させて頂いております。
現場作業員の方々が、社内で洗浄されている物との比較においては、防着板の交換サイクルが3倍に延びた例もございます。即ちこれが「不良を出さない剥離洗浄」であり「不良を減らし原価低減する剥離洗浄」です。
剥離洗浄工程
剥離洗浄の洗浄例
洗浄前
洗浄後
ブラスト加工とは
素材に付着した異物や油分等を除去し表面処理に最適な状態にします。(前処理)当社のブラスト加工の大半が塗装、接着等の前処理加工です。
当社のブラスト機は現在7台稼働しております。いずれもエアー式で、直圧式3台、重力式4台です。
投射材も多種ございます。樹脂系、ガラス系、アランダム金属系また、それぞれ粗さの違いもあり、お客様の要求にお応えすべく用意しております。また、メーカーとの連携を密にしており、当社でできないものは、メーカーの加工所に依頼することも出来ますのでご安心下さい。
ブラスト加工の加工例
施工前
施工後